乾太くんのエラー05|自分で直す手順と、消えないときの本当の原因

「乾太くんが途中で止まって、05と表示された」

はじめて見ると故障を疑いますが、エラー05は壊れたという表示ではありません。リンナイの説明では、これはフィルターの詰まりを検知したときに出るエラーです。空気の通り道のどこかがふさがっていて、機械が「このままでは危ない」と判断して止まっている状態です。

つまり、通り道を開けてやれば動きます。問題は、その通り道が1か所ではないことです。手前から順に見ていきます。


目次

まず試すこと(この順番で)

1. 糸くずフィルター

いちばん多い原因です。運転のたびに布ぼこりが溜まります。表面のほこりを取るだけでなく、目が詰まっていないか光にかざして確認してください。見た目がきれいでも、細かい繊維が網目に入り込んで空気を通さなくなっていることがあります。

2. 吸気フィルター

見落とされやすいのがこちらです。糸くずフィルターは毎回掃除していても、吸気側は何年も触っていないというお宅がよくあります。ここが詰まると、乾太くんは空気を吸い込めません。

3. 洗濯物の量を減らす

リンナイも原因として挙げています。詰め込みすぎると空気が通りません。厚手のバスタオルやジーンズなど、風を通しにくいものが多いときも同じです。一度、量を半分にして回してみてください。それで止まらなければ、機械は正常です。

4. 運転スイッチを切って、もう一度操作する

上の3つを済ませてから、いったん電源を切って入れ直します。原因が取り除かれていれば、これで表示は消えます。

それでも消えないなら、詰まりは「出口側」にあります

ここまでやっても05が出るなら、ふさがっているのは吸い込み口ではなく、乾いた湿気を屋外へ出す側です。

リンナイの案内でも、原因のひとつに「排湿吹き出し口の詰まり」が挙げられています。乾太くんは湿気を含んだ空気を屋外に押し出す機械なので、出口が詰まれば吸気をどれだけ掃除しても改善しません。

乾太くん本体から伸びる排湿ダクトの構造と、糸くずで詰まったダクト内部

出口側は、手前から3か所あります。

① 本体の排湿吹き出し口
本体の背面や側面にある、ダクトをつなぐ部分です。ここはブラシが届きます。

② 屋外の排気フード(ガラリ)
外壁についている、風が出てくるカバーです。ここに糸くずがフェルトのように貼りついて、目をふさいでいることがあります。手が届く高さなら、ご自身で取れます。

③ その間をつなぐ排湿ダクトの内部
①と②の間の、壁の中を通っている管です。ここは手が届きません。

乾太くんが出す空気は、湿気と糸くずを大量に含んでいます。これがダクトの内壁に貼りつき、乾いて固まり、層になっていきます。掃除機のノズルもブラシも、この奥までは届きません。

ご自宅で、どこが詰まっているか確かめる方法

排気フードに手をかざす

乾太くんを運転した状態で、屋外の排気フードに手を近づけてください。しっかり温かい風が出ていれば、通り道は生きています。ほとんど風を感じない、あるいは弱いようなら、出口側のどこかがふさがっています。

排気フードをのぞく

外から見て、羽根の隙間に灰色の綿のようなものが挟まっていないか。ここが白〜灰色に埋まっていたら、まずそれを取ってください。それだけで直ることもあります。

スマートフォンのライトで撮る

排気フードの内側にライトを当てて写真を撮ると、肉眼より奥まで写ります。奥のほうまで綿が続いているようなら、ダクト内部にも同じものが溜まっています。

やらないほうがいいこと

棒や針金をダクトに突っ込まない。排湿ダクトはアルミの薄い蛇腹でできているものが多く、簡単に破れます。破れると排気が壁の内部に漏れてしまい、清掃ではなく壁を開ける工事になります。

エラーが出たまま使い続けない。05は安全装置が働いている状態です。表示を消すためだけに運転を繰り返すのは、機械にも住まいにもよくありません。

エラー05以外で、ダクトが原因のことがあるコード

同じ「詰まり」が原因でも、出るコードが違うことがあります。リンナイの案内をもとに整理します。

コード意味ダクトが原因か
05フィルター詰まりの検知あり(排湿吹き出し口の詰まりが原因に含まれる)
90機器内部の過熱防止装置が作動あり(原因の筆頭が「排気部の閉塞」)
61ファン回転数異常機器側(モーター・ファン・ベルト・基板)
45ドラムの回転異常機器側
11点火不良機器側

とくに90は、05よりも排気の詰まりと関係が深いコードです。05と90を行き来している場合は、ほぼ出口側の問題だとお考えください。61・45・11が出るときは、清掃ではなくメーカーの修理が必要な範囲になります。

エラー90については、乾太くんのエラー90|掃除で直る場合と、修理が必要な場合の見分け方で、掃除で直るケースと修理が必要なケースの切り分け方まで詳しく解説しています。

放置するとどうなるか

詰まったまま使い続けると、乾燥時間が延びてガス代が増えます。生乾きの臭いが残るようにもなります。それ以上に、高温の空気の逃げ道がない状態が続くこと自体が安全上のリスクです。エラーは、そうなる前に機械が止めてくれているサインです。

糸くずやほこりが付着した排気口とダクト内部。火災の原因になることを示す図

プロに頼む目安

次のどれかに当てはまるなら、ダクト内部の清掃をご検討ください。

  • フィルターを両方掃除しても05が出る
  • 排気フードの綿を取っても、しばらくするとまた出る
  • 05と90を繰り返している
  • 排気フードから風がほとんど出ていない
  • 設置から5年以上、ダクトを清掃したことがない

エラーが出る前の段階で気づきたい方は、乾太くんの排湿ダクトが詰まっているサイン7つもあわせてご覧ください。

料金とご相談

メイクリアは換気ダクト清掃を専門にしている業者です。専用の機材でダクト内部を確認しながら清掃し、作業前と作業後の状態を写真でその場でご確認いただけます。

排気口と排湿ダクトの清掃前後の比較写真
  • 乾燥機ダクト清掃 15,400円(税込)/作業時間の目安 約90分
  • 対応エリア:東京23区および近郊
  • 事前のお見積もり訪問も承ります(出張費 3,300円・税込)
  • お支払いは現金・クレジットカード・PayPay・交通系ICなどに対応しています

排気フードをスマートフォンで撮った写真をお送りいただければ、状態の目安をお伝えします。見積もりだけのご依頼でも構いません。

実際にどこまで分解して清掃するのかはレンジフードの分解清掃の記事を、ご依頼いただいたお客様からの評価はお客様の声にまとめています。

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